iPhone8発売日、「行列無し」は世界共通 それでもiPhone8が選ばれる理由
ついにiPhone8が発売されましたね。
アメリカでもiPhone8発売日
日本に遅れること14時間、アメリカでもiPhone8発売日を迎えましたが、こちらも行列はほとんど見られない様子「No Lines」(Lineは電話の回線の意味もある)。ネット予約は便利ですが、盛り上がりには欠けますね。しかし、それでiPhone8がぜんぜん売れていないかと言うとそんなこともなく、やはり数百万台から1千万台は世界中で予約販売されているようです。
アメリカのapple.comでも予約開始から数時間後には1-2週間待ちの状態に。4-6週間週間待ちもザラだった時期に較べれば盛り上がっていないようにも見えますが、アップル側も生産や流通を最適化して、「入荷待ち」を短くする努力をしているはずです。
Tモバイルとスプリントの合併が進む?ソフトバンク孫社長の名前はワールドクラス
そんななか、アメリカの携帯電話3位と4位のTモバイルとスプリントの合併の話も具体化してきている様子。(2014年に一度失敗)
Exclusive: T-Mobile, Sprint close to agreeing on deal terms – sources https://t.co/KX9AzLYr5Z pic.twitter.com/QVD9lVPCTn
— Reuters Top News (@Reuters) 2017年9月22日
日本に較べるとはるかに国土が広いアメリカ。アンテナなどの設備投資の負担は大きく、格安SIM(MVNO)への回線貸し出しを含めなくても、規模のメリットは大きいですよね。今後5G化を見すえれば必須。スプリントの40-50%の株式を保有するソフトバンクの孫氏とTモバイルの大株主であるドイツテレコムなども賛成しているようですし、アメリカの独占禁止法に当たる反トラスト法の問題もトランプ大統領がOKを出しているようです。
合計すると1億3000万回線の契約数で1-2位のベライゾンやAT&Tにわずかに劣る程度。合併がうまくいけば、高額化しているiPhoneXの端末代金も含め、熾烈なユーザー奪い合いの値下げ合戦が展開されそうです。
ロイター「iPhone8静かな発売日」
Apple’s iPhone 8 sees muted launch in Asia https://t.co/50CDfySNkM pic.twitter.com/fYCayOn4xx
— Reuters Top News (@Reuters) 2017年9月22日
「アップル本社から100kmも離れていないサンフランシスコ・ユニオンスクェア(ダウンタウン)のアップルストアでは80人が行列に並んだだけだった。かつては隣のブロックまで行列が伸びていたのに。ロンドンやシドニーでも同様」と報じています。iPhoneXの発売が控えているとはいえ、あまりにも事前の報道で「iPhoneX=1000ドルスマホ」という高い値段のイメージがつきすぎて、日本のように「2年縛りで機種変更をしたほうがお得」、という特殊な国をのぞくと、ユーザーの購買意欲をそいでしまったのかもしれません。
頑丈なガラスフィニッシュや新しいカメラ、コストパフォーマンスがiPhone8を選ぶ理由
そんななか、同じ記事の中には「なぜiPhone8を選んだか」といった声も掲載されていました。
iPhoneXは高すぎる。AR(拡張現実)を使った最新ゲームをエンジョイするにはiPhone8でもOK。
新しいCPUや新しいカメラ、ワイヤレス充電など、iPhoneXのメリットはiPhone8で十分に満喫できる
といった声も多いようです。